文科省「私たちの道徳」(旧「心のノート」)と道徳副読本

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文部科学省から発行されている「心のノート」が改訂され、新たに「私たちの道徳」となって平成26年度から配布されることになりました。
近い将来に実現しそうな道徳の「教科化」をにらんでのことです。

旧「心のノート」との最大の違いは、読み物資料が加わったことです。そのため、すでに「私たちの道徳」を手にされた先生の中には、「この本だけで年間の道徳授業を行えるのでは」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、中身をよく見ればわかるように、「私たちの道徳」だけでは十分とは言えないのです。

  • 「私たちの道徳」は、教育活動全体の中で広く使われるという性格の冊子です。この点は、旧「心のノート」と同じです。
  • 「私たちの道徳」は2学年で1冊(中学校は3学年で1冊)の冊子であり、読み物資料の掲載数は10資料程度です。道徳の時間は年間35時間とされていますから、「私たちの道徳」だけでは資料数が大幅に不足します。
  • 「教科化」の方向では、「私たちの道徳」を主な教材とするのではなく、現在の副読本を教科書として新たに位置付け、主な教材として配布されることが見込まれています。

「教科化」を控える今だからこそ、副読本の活用がいっそう求められていると言えます。
年間で見通しをもって道徳の授業を行うには、これからも道徳用副読本を子どもが持っていることが欠かせません。
「私たちの道徳」と副読本を併用することで、より魅力的な道徳授業が実現できるでしょう。

これからも『みんなのどうとく』および『かけがえのないきみだから―中学生の道徳―』をよろしくお願いいたします。

2015年6月

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