明日を担う子どもたちの幸せを第一目標に、教育の今日的課題、教育現場の抱えている課題を現場目線で考え、小学校・中学校での優れた教育実践を紹介し、がんばっている先生方にエールを送る— それが月刊「教育ジャーナル」です。ぜひご購読ください。
B5判・68ページ・定価400円・毎月1日発売

編集後記

わかる人にだけ見えるもの

以前にも本欄で少しふれたことがありますが、今年度、弊社ではある調査を受託し、当編集部もその業務のお手伝いをさせていただきました。

学校教育に関わる内容という意味ではふだんの業務に近いのですが、特定の教科や領域に特化したものであるため、知らなかったことも多々ありました。

その業務で、学校や教育委員会の視察にも行かせていただきました。視察では、調査研究の委員を委嘱されたその分野の専門の先生(大学教員や全国各地の教育委員会の指導主事等)が中心となって質疑等を行います。

視察先での委員の先生の質問や、授業参観中にふとつぶやいた感想などには、自分にはなかった観点がたくさんありました。そうした新たな観点、例えば、授業をしている先生の意図や手だて、そして、その背景などを知ると、授業の見え方が違ってきます。

もちろん、私が視察の場で知ることができたのは、そうした観点のごく一部に過ぎません。

同じものを見ていても、見えているもの、そこから得られる情報は、ずいぶんと違うのだろうな。あの先生には、今、何が見えているのだろうか……。そんな時間を過ごしました。 (石)