子どもたちの喜びを第一に考える教師のための教育ジャーナル

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B5判・54ページ・定価500円(税抜別)・
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編集後記

恩師にお会いしたことからの連想

先日、大学時代の恩師の退官を祝う会に参加しました。10数年ぶりに会う恩師は、写真入りの年賀状で毎年お顔を拝見していたため、以前と変わらない印象でした。しかし、同年代の先輩、後輩の変化には時の流れを痛感しましたし、後輩も私の姿に痛感したようです……。

当時、助教授だったその恩師は、教授、助手(2名)、研究生などがいる研究室の中でも、知識の豊富さはいちばんで、「わからないことは、その先生に聞け」が暗黙の了解事項でした。

いろいろなことをよくご存じでしたし、質問をしたときに、単に答えだけを教えるのではありませんでした。
「それならこの本に載っているよ」
「この本で検索して論文を探してみて」

インターネットなどない時代であり、専門分野の調べ物に使うのは、研究室内の蔵書が中心です。その中から、情報のありかや探し方を教わりました。

それから約30年を経て、インターネット上では多くの学術論文が読めるようになった反面、研究費は大幅に削減されているようです。そんな今、研究室の蔵書事情や「調べ方」はどうなっているのか、恩師にお会いしてから、ちょっと気になっています。(石)