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なんのための「今」か

ラグビーW杯2019 日本大会。本欄をご覧になる頃は、日本の試合もいくつか終わり、「何を今更」だと思いますが、テストマッチのお話です。

前回大会で奇跡的勝利を収めた相手南アフリカとのテストマッチは、残念ながら完敗。とはいえ、順当な結果というのが大方の認識のようでした。

あるスポーツニュース番組の解説者は、「課題がはっきりしたので、本大会に向けて、そうした課題をつぶしていけばいい」と言っていました。

テストマッチでも結果が出るに越したことはないが、そうでなくとも、本大会に向けて、課題が明らかになり、何をすべきかをはっきりさせたことに意味がある、ということです。

これを聞いて思い浮かべたのが、特集でも触れた、全国学力・学習状況調査についての説明会での今村聡子主任教育企画調整官のお話です。「調査の目的は何かをしつこいくらいに伝えてほしい」と強調した今村さんは、次のようなことをおっしゃっていました。

テストの点を1点上げるためには?といった小さな話をしているのではない。調査結果を活用し、子供の資質・能力を高めることで、世の中の基盤をしっかりさせ継続させる。そういう大きな取組をしているのだと。(石)

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